AMDは最近発見された「Sinkclose」セキュリティ脆弱性に対する更新プログラムを一部のチップに対してリリースし始めました。この脆弱性は2006年以降のほとんどのAMDプロセッサに影響を及ぼすと言われていますが、Ryzen 1000、2000、3000シリーズやThreadripper 1000および2000シリーズはサポート対象外のため、更新は提供されないとのことです。新しいモデルやすべてのAMD埋め込みプロセッサは、既にパッチを受け取っているか、受け取る予定です。Sinkcloseの脆弱性は特に政府や大規模な組織にとってリスクが高く、悪用されるとチップの保護されたシステム管理モードでコードを実行される可能性があるため、注意が必要です。
