独立型のAIデバイスは、期待外れに終わっており、現在のところは本格的な使用には適していない。しかし、新たに発表される「Plaud NotePin」は、特定の機能に特化し、競合商品が抱える問題を解決する可能性がある。このデバイスは、会話を自動で記録・転写するノートテイキングデバイスであり、学生や会議が多い人々にとって役立つかもしれない。59言語の転写と翻訳ができ、話者の名前を文脈に基づいて整理するなどの機能もある。また、AI分析機能によって要約もできる。NotePinは軽量で、価格は170ドルで、300分以上の音声録音には年80ドルのサブスクリプションが必要。将来的には、録音データを使ってユーザーの「デジタルツイン」を作成する計画もあるが、それには数十年かかる可能性があるとCEOは述べている。現時点では、NotePinはそれなりに機能すると思われるが、既にマイク付きのコンピュータを持っている人々には必要性が薄いと思われる。