インドの金融監視機関が、2025年3月までに追加のオフショア暗号通貨取引所2社に対する承認を検討しているとのことです。情報筋によると、インドの金融情報ユニット（FIU）は、4つのオフショア取引所の登録リクエストを審査中で、うち2社は2025年度末までに運営を開始できる可能性があります。以前、FIUは外国の暗号通貨取引所に対して、登録要件を満たさず、マネーロンダリング防止法に違反しているとして警告を出しており、その結果、影響を受けたプラットフォームへのアクセスが制限されました。新たに承認を求める取引所は、取引の透明性や疑わしい取引の報告等を厳しく審査されることになります。また、違反の程度に応じて罰金が課される予定です。なお、KuCoinはFIUに準拠した初の外国取引所となり、一方でBinanceは大規模な罰金を支払っています。2023年にインドの暗号市場は急成長しており、取引所は再度の進出を目指していますが、新たにGoods and Services Tax（GST）の登録も求められるため、運営コストが増加する可能性があります。
