Appleが自社開発のWi-Fiチップを来年にも新しいデバイスに搭載する可能性があると、台湾の業界媒体DigiTimesが報じています。情報源によると、2025年に発売される新型iPadの一部モデルにApple設計のWi-Fiチップが搭載される可能性がある一方で、iPhone 18シリーズまで登場しない可能性もあるとのこと。Appleが自社Wi-Fiチップを設計する計画は2021年に報じられており、このプロジェクトは長らく進められてきたようです。自社設計のWi-Fiチップが消費者にどのような利点をもたらすかは不明ですが、Appleはウェアなどの部品を自社で設計する努力の一環として、現在のWi-Fiチップ供給元であるBroadcomへの依存を減らすことができます。また、iPhone 16シリーズではWi-Fi 7をサポートしており、これはWi-Fi 6Eの最大4倍の速度を実現しています。Wi-Fi 7対応のルーターも必要です。同様に、Apple設計の5Gチップを搭載した最初のデバイスも来年に登場する見込みで、新型iPhone SEや仮称のiPhone 17 Airが含まれています。このチップにより、Appleは現在の5Gチップ供給元であるQualcommからの移行が可能になるとされています。