Appleは、2016年3月に初めて導入された実験的ブラウザ「Safari Technology Preview」の新しいアップデートを発表しました。このブラウザは、将来のSafariバージョンに向けた機能をテストするために設計されています。最新のバージョン205では、CSS、HTML、JavaScript、Lockdown Mode、SVG、テーブル、テキスト、Web API、Web Driver、Web Extensions、WebAssemblyに関する修正と更新が含まれています。現行のSafari Technology Previewは、最新のmacOSバージョンであるmacOS SonomaおよびmacOS Sequoiaに対応しています。このアップデートは、Appleのウェブサイトからブラウザをダウンロードしたユーザー向けに、システム設定のソフトウェアアップデートを通じて利用可能です。アップデートの詳細なリリースノートはSafari Technology Previewのウェブサイトで確認できます。Appleはこのプレビューを通じて、ブラウザの開発過程に関する開発者やユーザーからのフィードバックを集めることを目指しています。Safari Technology Previewは既存のSafariブラウザと併用でき、開発者向けに設計されていますが、開発者アカウントは不要です。
