Appleの新しいVitalsアプリは、watchOS 11向けに作られており、症状が現れる数日前に病気の兆候を検出できると報告されています。このアプリは、過去7日間の睡眠中に計測された健康指標を分析し、少なくとも一部のApple Watchユーザーに早期警告を提供しています。Apple Watchシリーズ8以降、Apple Watch Ultraを含むモデルで利用可能です。

あるユーザーは、アプリが2回病気になる前に数日前にそのことを知らせてくれたと述べています。Vitalsアプリでは心拍数や呼吸数、手首の温度、睡眠時間、血中酸素レベルなどの指標が表示され、正常な範囲を逸脱した場合に通知されます。別のユーザーは、COVIDワクチン接種後に、自分の健康状態を示す異常値が出たことを報告しました。

この機能の精度が高いと多くのユーザーが称賛する一方で、全てのユーザーが事前に病気を検出されたわけではないため、個々の結果には差異があることも指摘されています。また、Appleはこのアプリが医療状態の診断や治療を目的としていないと強調しています。さらに、2024年1月18日以降、アメリカで販売されるApple Watchは血中酸素を測定する機能が搭載されないことも注意すべき点です。

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