Appleは本日、Vision Proヘッドセット向けに初のスクリプト付き短編映画「Submerged」を発表しました。この17分の映画は第二次世界大戦を背景に、致命的な魚雷攻撃から生き残ろうとする水兵たちの姿を描いています。オーストリアの映画監督エドワード・バーガーが監督を務め、撮影には23トンの潜水艦セットが使用されました。
「Submerged」は高解像度の3Dビデオで、視聴者が物語の真ん中にいるかのような没入感を提供します。また、Spatial Audioも搭載されており、よりリアルな体験が可能です。Appleのマーケティングコミュニケーション担当副社長トール・マイレンは、この新たな映像体験が映画制作にどのように影響を与えるかに期待を寄せています。
さらに、Appleは今後数ヶ月でリリース予定の他のApple Immersive Videoコンテンツを紹介しました。来週、2024年NBAオールスターウィークエンドに関する短編映画が公開され、11月にはThe Weekndとの音楽体験が予定されています。12月には「Ice Dive」という冒険シリーズの次のエピソードが放送され、2025年初頭にはマヨルカでのスポーツクライマーKai Lightnerの冒険が続きます。「Concert for One」という新シリーズも予定されており、著名アーティストのパフォーマンスが紹介されます。
Apple Vision Proは、オーストラリア、カナダ、中国、香港、フランス、ドイツ、日本、シンガポール、英国、米国で利用可能で、Apple Immersive Videoは追加料金なしでApple TVアプリで視聴できます。中国では、Migu VideoやTencent Videoアプリで視聴可能です。
