アマゾンは人気のキンドル電子書籍リーダーのラインナップを刷新し、初のカラーディスプレイを搭載した「キンドルカラ―ソフト」を発表しました。価格は280ドルで、7インチの高コントラストディスプレイを備えており、アマゾンは「紙のような色合い」を提供するとしています。従来のタブレットと異なり、このデバイスはE Ink技術を使用し、新しい技術によりカラー表示を実現しています。
アマゾンは、色を表示するためにLEDピクセルと新しい酸化物バックプレーンを使用しており、解像度やページをめくる際の遅延に影響を与えません。また、アップルが将来のデバイス向けに電子ペーパー表示技術のテストを行っているとの噂もあります。
アマゾンはさらに、ホワイトボーダーのディスプレイと紙のような質感を持つ「キンドルスクリプト」も発表しました。こちらは400ドルで、ペンのような感触のプレミアムペンが付属し、AI統合によりノートの要約やリスト作成が可能です。
その他、新型キンドルペーパーホワイトやエントリーレベルのキンドルの新色も発表されました。キンドルカラ―ソフトは10月30日に発送予定で、キンドルスクリプトは12月4日に発送予定です。