Qualcommは、次世代のカスタムOryon CPUを搭載したSnapdragon 8 Eliteモバイルプラットフォームを発表しました。このCPUは、iPhone 16 ProシリーズのA18 Proチップを上回る「世界最速のモバイルCPU」として紹介されています。Oryon CPUは3ナノメートルプロセスで製造され、8コア（2つのプライムコアと6つのパフォーマンスコア）を備え、最大4.32 GHzのCPU速度を達成可能です。また、「業界最大の共有キャッシュ」を持ち、高速なデータ取得を実現しています。新しい「Adreno」GPUも搭載され、パフォーマンスとバッテリー寿命の最適化が行われています。さらに、生成AIを意識して設計され、クアルコムのAIエンジンが音声、テキスト、画像をより良く理解することを可能にしています。Snapdragon 8 Eliteは、前世代のチップと比べてCPUパフォーマンスが45%向上し、電力効率が44%改善されています。Snapdragon X80 5Gモデムも統合されており、Androidデバイス（Google、Samsung、OnePlus、Xiaomiなど）に利用される予定です。
