Polygon（POL）の価格が少し反発し、暗号資産の恐怖と欲望指数が「欲望」ゾーンに戻った。POLは今月の最低価格から10%上昇し、最高で0.3340ドルに達したが、9月のピークからは25%下回っている。ネットワークのオンチェーンデータの改善に伴い、月曜日の取引量は310万件に増加し、独自アドレス数も470百万に達した。また、PolygonのPoSチェーンの利用率も49%に上昇した。
Polygonは、予測市場で人気を集めているプラットフォームPolymarketのおかげで、ブロックチェーン業界の重要なプレーヤーとなっている。Polymarketは2.6ビリオンドル以上の資産を保持しており、取引量は10月に20.8億ドルに急増した。ユーザーはUSD Coin（USDC）をPolygonネットワークに預ける必要がある。
ただし、Polygonはブロックチェーン業界の主要分野で市場シェアを失っている。分散型金融（DeFi）業界でのトータルロック価値は11.2億ドルで、Layer-2ネットワークの中ではBaseとArbitrumに次ぐ第3位。10月の分散型取引所（DEX）ボリュームは51億ドルで、Baseの250億ドルやArbitrumの150億ドルには及ばない。
4時間チャートでは、POLが10月25日に0.3050ドルで底を打ち、0.3330ドルに反発した。Fibonacciリトレースメントの23.6%や移動平均線の水準は下回っているが、MACD指標は強気のクロスパターンを形成し、相対力指数（RSI）は中立レベルの50に上昇中。これにより、POLの価格は0.3750ドルの50%リトレースメントレベルを目指して上昇する可能性が高い。
