iOS 18.2から、オーストラリアの子供たちがAppleにヌード写真や動画を含むiMessageを報告できる新しいオプションが追加される。Appleは、報告をレビューし、送信者のAppleアカウントを無効にしたり、法執行機関に通報する可能性がある。報告には、画像や動画、送信前後のメッセージ、両アカウントの連絡先情報が含まれる。また、ユーザーは何が起きたかを記述するフォームを記入できる。この機能は、オーストラリアが子供向けの性的虐待素材（CSAM）対策を強化する新規則を導入したことに関連している。Appleは将来的にこの機能を世界中で提供する予定だが、具体的な日程は未定。これは既存のCommunication Safety機能の拡張で、2021年にアメリカで開始されたものである。親は子供のデバイスでこの機能をオフにすることも可能だ。なお、Appleは2022年にiCloud Photos内の既知のCSAMを検出する計画を中止した。iOS 18.2の初のベータ版は昨日リリースされ、12月に一般向けに広く公開される見込み。
