オーストラリア準備銀行(RBA)は、プロジェクト「アカシア」に関する公聴会を開始しました。このプロジェクトは、中央銀行デジタル通貨(CBDC)とトークン化された資産市場の可能性を探るもので、RBAとデジタルファイナンス共同研究センター(DFCRC)が共同で推進しています。公表されたプレスリリースによると、業界関係者からの意見を募り、「実験的リサーチフェーズ」への参加と産業諮問グループへの加入を促しています。プロジェクトは、トークン化された資産の決済にCBDCを使用する方法や新たな決済インフラの技術的・機能的能力についてのフィードバックを求めています。RBAのブラッド・ジョーンズ副総裁は、トークン化市場の潜在能力を指摘し、卸売決済や国際送金の効率を向上させる可能性があると述べました。プロジェクトは、オーストラリアの金融市場が年間40億ドルのコスト削減ができる可能性があると考えています。興味のある関係者は12月11日までに意見を提出するよう呼びかけられています。

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