来年のiPhone 17および新型「iPhone 17 Air」には5倍の光学ズームレンズが搭載されないと、韓国のメディア「The Elec」が報じている(9to5Macを経由)。報告によれば、5倍光学ズームを可能にするテトラプリズムカメラシステムは、来年のiPhoneラインナップではProモデルにのみ搭載され、iPhone 17 ProとiPhone 17 Pro Maxに限定されるという。また、iPhone 17 Airは非常に薄型になると予想され、これに関しては驚くべきことではない。
iPhone 15 Pro Max、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Maxには、5倍光学ズームおよび最大25倍デジタルズームを可能にする「折りたたみ」設計のテトラプリズムカメラシステムが搭載されている一方、iPhone 15 Pro、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Maxは最大3倍の光学ズームに制限されている。iPhone 16の標準モデルも最大2倍の光学ズームが可能とされているため、iPhone 17も最低2倍は期待されるが、iPhone 17 Airのズーム仕様はまだ不明で、単一の48メガピクセルの背面カメラのみが搭載される可能性があるという。
iPhone 17 Airに関する噂は様々で、最薄のiPhoneになる可能性があるものの、Proモデルと比べて仕様に欠ける点があるため、購入時の選択が難しくなるだろう。デザインや仕様に関する対立する噂もあるが、多くの情報源は約6.6インチのディスプレイを搭載すると一致している。アナリストのミンチー・クオによれば、A19チップ、ダイナミックアイランド、単一の背面カメラ、Apple設計の5Gモデムを搭載する見込みだ。
つまり、iPhone 17 Airは大きなディスプレイを備えるが、6.9インチのiPhone 17 Pro Maxには及ばない。A19チップにより性能は十分だが、iPhone 17 ProモデルにはA19 Proチップが搭載され、カメラはiPhone SEと同等の性能になるだろう。また、iPhone 17 AirはApple設計の5Gモデムを搭載する初めてのデバイスの一つとなるが、Qualcommモデムとの優位性は不明のままである。いずれにせよ、Appleの携帯通信技術はこのデバイスを通じて初めて登場する見込みであり、今後数ヶ月でiPhone 17 Airに関する詳細が明らかになるだろう。