2006年以来、Appleは(RED)ブランドと提携し、アフリカのHIV/AIDS、結核、マラリアなどの疾病対策を目的とするグローバルファンドへの資金調達を行っています。この提携により、Appleは一部の製品で(PRODUCT)REDのカラーバリエーションを提供してきましたが、ここ数年でその取り組みは減少しています。現在、Appleが新しく販売している(RED)製品はiPhone SE 3だけで、これも3月に生産終了が予定されています。その他にはiPhone 14と古いiPhoneケースが残っているだけです。iPhone 15やiPhone 16では(RED)モデルがなく、昨年のApple Watch Series 9の(RED)モデルも生産終了となり、Series 10では利用できません。さらに、Series 9に合わせて販売されたSport Bandの(RED)版も廃止されました。新しいBeats製品では異なる赤のブランディング(Statement RedやTransparent Red)が使用されています。これから(RED)ブランドが徐々に廃止される可能性もありますが、色の復活は選択的に行われるかもしれません。過去2年間で(RED)製品の数は確実に減少しており、今後の展望は不透明です。ただし、Appleは毎年のApple Pay寄付プログラムを通じてグローバルファンドを支援し続けており、次回は11月29日から12月8日まで行われます。