キャッシュアップ（Cash App）は、ユーザータグによるビットコインの転送機能を2024年12月20日をもって終了することを発表しました。この決定は、同社の親会社であるブロック（Block）のコンプライアンスに関する連邦調査に起因しており、マネーロンダリング防止の能力に懸念が示されています。ユーザーはライトニングネットワークやビットコインブロックチェーンを通じてビットコインを送受信することは可能ですが、$cashtag間の個人間取引は終了します。
キャッシュアップは、2013年に設立され、ユーザーがビットコインを含むさまざまなサービスを利用できるスーパーペイメントアプリに成長しました。ビットコインの個人間取引がどれほど人気があるかは不明ですが、2023年第4四半期にはビットコインから6500万ドル以上の利益を上げており、前年同期比で90％の増加を見せています。
今回の変更は、利用者の安全性を高めるために行われたものであり、連邦調査とは無関係であるとキャッシュアップの広報担当者は述べています。また、キャッシュアップは法執行機関との協力を通じて違法行為に対抗する意向を示しています。
