Apple Intelligenceが本日、米国以外で初めて正式にローンチされます。これは、多言語サポートの拡充によるものです。Appleは、iOS 18.2、iPadOS 18.2、macOS Sequoia 15.2を本日リリースし、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、英国、南アフリカでのローカライズ英語に対応しました。これにより、これらの国でもApple Intelligenceが初めて利用可能になります。これまでApple Intelligenceを国際的に利用するには、iPhoneのデバイスとSiriの言語を米国英語に設定する必要がありました。
Apple Intelligenceは、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max、全4モデルのiPhone 16、Mシリーズチップ搭載のMac、Mシリーズチップ搭載のiPad、A17 Proチップの最新iPad miniで利用可能です。iOS 18.1では、要約や校正用のツール、メッセージやメールアプリでの返信提案、通知の要約などの機能が導入されています。iOS 18.2では、カスタム絵文字を作成するGenmojiや画像生成のImage Playground、SiriのChatGPT連携などが追加されます。iPhone 16モデル専用のVisual Intelligence機能も搭載され、カメラコントロールボタンを使って周囲の物を迅速に特定できるようになります。
今後、英語（インド）、英語（シンガポール）、フランス語、ドイツ語、イタリア語、中国語、日本語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語のサポートが2025年までに展開予定です。また、来年にはSiriの画面認識やアプリごとの深いコントロール機能などがiOS 18.4として登場し、2026年のiOS 19.4ではSiriがChatGPTのようにより会話的になることが期待されています。
