Appleは、iPhone 14、iPhone 14 Plus、および第3世代のiPhone SEを今月末に欧州連合(EU)諸国での販売を停止すると発表しました。これは、これから施行される規制に準拠するためで、新たに販売されるスマートフォンにはUSB-Cポートが必要とされます。これらのiPhoneモデルは依然としてLightningポートを搭載しています。販売停止は12月28日から実施され、スイスでは12月20日からオンラインストアでの販売が終了する見込みです。また、EUのApple正規代理店は在庫がなくなるまで販売を継続できるとされています。

さらに、AppleはLightningポートを搭載した他の製品もEUでの販売を停止する計画があると報じられています。EUの規制によれば、施行後に市場に出されるiPhoneは、例え事前に発表されたモデルであってもUSB-Cポートを搭載しなければなりません。これにより、Appleは12月28日以降に製造されたLightningポート搭載のiPhoneを売ることができなくなります。

なお、Appleは2023年3月にUSB-Cポートを搭載した第4世代のiPhone SEを発表する予定であり、その際に再びEU市場に戻ると考えられています。

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