iOS 18.2、iPadOS 18.2、macOS Sequoia 15.2のアップデートにより、AppleのFind Myアプリに新機能が追加されました。この機能では、失くしたアイテムの位置情報を信頼できる人と共有することができます。航空会社のカスタマーサービスなどの第三者を通じてアイテムを見つける手助けをするのが目的です。
「アイテムの位置情報を共有」機能を使うと、失くしたアイテムの位置が表示されるリンクが作成されます。このリンクは、非Appleデバイスのウェブブラウザーでも開けるため、iPhoneやiPadを持たない人でも協力できます。リンクは1週間で期限切れになり、アイテムが返却された場合や共有を停止した場合にも機能が停止します。また、情報はエンドツーエンドで暗号化され、Appleやアクセサリーメーカーは位置情報を確認できません。
「連絡先情報を表示」機能を使うと、アイテムを見つけた人が詳細情報(所有者の連絡先)を確認でき、失くしたアイテムについての情報を提供できます。United Airlines と Air Canada がすでにこの機能のサポートを実装しており、他の多くの航空会社も近く対応する予定です。このサポートにより、航空会社のスタッフがより効率的に失くした荷物を見つけられるようになります。