新たに就任した米国のドナルド・トランプ大統領は、エロン・マスクがTikTokを買収する可能性を支持し、米政府との共同所有構造を提案しました。トランプは、ホワイトハウスでのイベントで「彼が買いたいのであれば、賛成だ」と述べました。このコメントは、米国でTikTokが一時的にサービスを停止した後に発表されました。TikTokは1億7000万のアメリカのユーザーを持つプラットフォームで、米国最高裁が中国企業バイトダンスに対しTikTokの米国部門を売却させる法律を支持したため、約12時間の停止となりました。トランプはこの禁令の施行を75日間停止する大統領令を出しました。また、トランプは、買収企業と米政府が50対50の所有割合で共同出資するアイデアを提起し、最終的なパートナーシップによって価値が増すと説明しました。トランプはマスクやオラクルの共同創業者ラリー・エリソンを潜在的な買い手として挙げています。トランプは、当初は国の安全保障上の懸念からTikTok禁止を支持していましたが、再選後は思考が変わったと述べています。