AppleのiOS 18.3ソフトウェアアップデートは、iPhone 16モデルのカメラコントロールボタンに新しいビジュアルインテリジェンス機能を追加しました。これにより、カメラを使って周囲の世界を認識し、場所の詳細を確認したり、テキストを要約・翻訳したり、ウェブサイトにアクセスしたり、電話をかけたりすることが可能になります。新機能には、ポスターやフライヤーを見ながらカレンダーイベントを作成できるオプションや、植物、動物、昆虫を簡単に識別する機能が含まれています。
ビジュアルインテリジェンスを活性化するには、カメラコントロールボタンを数秒間長押しします。カメラアプリが既に起動中でないことを確認する必要があります。この機能では、オブジェクトやシーンの写真を撮影することで使用でき、リアルタイムのカメラビューや過去に保存した写真はサポートされていません。
カレンダーへのイベント追加は、ポスターなどの日付を含む文書を表示し、表示された日付をタップすることで行えます。また、植物や動物の識別はリアルタイムで可能で、表示した際に詳細情報が得られ、誤情報があればフィードバックを送ることもできます。ビジュアルインテリジェンス機能はiPhone 16モデルのみに対応しています。
