AppleはAndroidスマートフォンおよびタブレット向けにApple TVアプリをリリースしたことを発表しました。このアプリはGoogle Playストアで入手可能で、ユーザーはWebのtv.apple.comに頼ることなく、Apple TV+のストリーミングサービスにアクセスできるようになります。Apple TV+はオリジナルのテレビ番組や映画、MLBの「Friday Night Baseball」などを含んでいます。また、アプリではMLSシーズンパスにもアクセスでき、MLSのレギュラーシーズンとプレーオフ全体を視聴できます。
ユーザーはAppleアカウントでサインインするか、Google Playの課金システムを介して直接サブスクリプションすることができます。アメリカでは、Apple TV+は月額9.99ドルまたは年額99ドル、MLSシーズンパスは月額14.99ドルまたはシーズンごとに99ドルの料金が設定されています。Apple TV+はAppleの他のサービスと共にApple Oneサブスクリプションパッケージにも含まれています。
なお、Androidアプリでは、iTunes Storeからのテレビ番組や映画のレンタル・購入は行えず、購入済みのメディアライブラリも表示されません。Appleは以前からAndroid TV/Google TVデバイス向けにTVアプリを提供していましたが、スマートフォンとタブレット用アプリは新たにリリースされたものです。また、Android TV/Google TVバージョンのアプリでも、AppleアカウントなしでGoogle Playの課金システムから直接Apple TV+とMLSシーズンパスにサブスクリプションできるようになりました。
これにより、Apple TVアプリはiPhone、iPad、Mac、Apple TV、Apple Vision Pro、PlayStation、Xbox、Roku、Amazon Fire TVスティック、選択されたスマートTVなど、多くのプラットフォームで利用可能です。
