リアルワールドアセットスタートアップのZothは、米国財務省短期証券や企業債などの資産を特徴とするトークン化された流動ノートの発表に向けて、戦略的ラウンドで400万ドルを調達しました。このシンガポール拠点のスタートアップは、ブロックチェーン上での伝統的な固定収入商品デジタル版の立ち上げを進めるために資金を確保しました。資金提供者にはTaisu VenturesやG20などが含まれています。CEOのPritam Dutta氏は、持続可能な収益を目指した「ワンストップ暗号収益レイヤーソリューション」の構築を目指していると述べています。Zothは2023年に設立され、機関投資家や認定投資家に安全で持続可能な固定収入製品へのアクセスを提供することを目指しています。また、これまでに250万ドルのシードラウンドを調達し、RippleのXRPLアクセラレーターに選ばれたほか、ChainlinkやCeloなどとも連携しています。