アメリカの決済企業、GooglePayやAmazonPayがインドの中央銀行デジタル通貨(CBDC)パイロットに参加する意向を示しています。インド準備銀行(RBI)が非銀行の決済企業にデジタル通貨の取り組みに参画する道を開いたため、AmazonPayやGooglePay、Walmartが支援するPhonePeが参加を検討しています。さらに、インドのフィンテック企業であるCredとMobikwikも参加申請を行っています。e-ルピーと呼ばれるこのデジタル通貨は2022年12月に開始され、RBIが発行するトークン化されたインド・ルピーです。しかし、匿名性が保たれるとされる一方で、導入は遅れており、2023年6月末時点での小売取引は100万件に達しましたが、銀行からのインセンティブが必要でした。RBIは1日あたり100万件の取引を目指すよう促していましたが、最近その推進が停滞しており、デジタル通貨の将来に疑問を呈する状況となっています。

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