カリフォルニアに本拠を置くデジタル資産の信託およびセキュリティ企業ビットゴーは、シンガポール金融管理局からメジャー・ペイメント・インスティテューション（MPI）ライセンスを取得したと発表しました。このライセンスにより、ビットゴーはシンガポールで規制された暗号決済サービスを提供できるようになり、顧客は同社のコールドストレージ保管ソリューションを通じて暗号資産を売買できます。
ビットゴーは、アジアにおけるクライアントのニーズに応えるために規制されたデジタル決済トークンサービスを提供することにコミットしています。この取得は、同様にハッシュキーグループの取引部門がシンガポールの規制当局から認可を受けた直後のことで、ビットゴーはコインベースやリップルなど、他の27社とともに完全なMPIライセンスを取得したことになります。
シンガポールは暗号資産の規制枠組みを強化しており、暗号資産の所有率は世界でも非常に高く、シンガポール人の24%以上が何らかの形で暗号資産を保有しています。これはアラブ首長国連邦に次ぐ数字であり、暗号資産の規制が明確なシンガポールに対し、アメリカでは規制がまだ不透明な状況です。
