Protonのパスワードマネージャーは、1Passwordなどの競合サービスに追いついています。最初は暗号化されたメールやVPNサービスで知られていたProtonは、今年初めにベータ版を卒業したProton Passアプリに生体認証機能を追加しました。この機能はmacOSのTouch IDおよびWindowsのWindows Helloと連携し、指紋や顔でアプリを迅速に解除できます。ただし、無料ユーザーには提供されず、Pass Plusプラン以上のユーザーだけが利用可能です。このプランの年間料金は23.88ドル、月額は4.99ドルです。Protonはパスワードマネージャーにアイデンティティ機能も追加し、連絡先情報を簡単に自動入力できるようにしています。これらの機能は競合製品でもよく見られるものですが、Protonはその暗号化に特化したパスワードマネージャーを強化する姿勢を示しています。アイデンティティ機能は無料ユーザーにも利用でき、Proton Passは生産性の向上を促進しています。新機能はWindowsとMac用のProton Passアプリで利用可能です。