分散型クラウドストレージプラットフォームのStorjが、人工知能とWeb3に焦点を当てた分散型物理インフラネットワークCUDOSと提携した。この連携は、分散型コンピュートおよびクラウドストレージソリューションの向上を目指しており、Storjが最近取得したオンデマンドAIコンピュートプロバイダValdiと、NvidiaのクラウドパートナーであるCudoを含む。StorjのCEOであるベン・ゴルブによれば、両者は新しい標準を設定し、急成長するデータ量と厳格な性能、セキュリティ、持続可能性の基準を持つ企業向けに、コスト効率が高く高性能なサービスを提供するプラットフォームを作り出すという。StorjとCUDOSは、マルチペタバイトのストレージ容量をオンチェンに提供することを目指しており、NVIDIAのH100およびH200チップを活用し、拡大するAI市場をサポートする。Storjは最近、PetaGeneによるcunoFSとの提携も行っており、これによりAIや動画ワークフローを強化し、クリエイティブプロフェッショナルにスケーラブルで安全、コスト効果の高いファイルストレージを提供することを狙っている。Storjの競合としてはFilecoinやArweaveがあり、AIOZ Networkも分散型ストレージツールを提供している。最近の報告によれば、DePIN市場は初期段階のプロジェクトへの資金調達が増加している。