今週初め、Valveは、Simultaneous Opposing Cardinal Directions(SOCD)という機能を使用しているCounter-Strike 2のプレイヤーを試合からキックし始めました。この機能はRazerやWootingの一部のキーボードに搭載されていますが、使用すると試合から排除されます。幸いにも、Valveは現在Steamアカウントの禁止を計画していないとしています。The Vergeによる実験でも、SOCDを使用すると試合からキックされることが確認されました。Valveの管理者にはアカウントを禁止する権利があるため、リスクを取ることは推奨されません。
SOCDはプレイヤーが同時にストレイフ(横移動)を自動化できる機能で、例えばAキーを押して左に移動中にDキーを押し続けることで瞬時に右に移動できます。この機能により、敵の視界から素早く出たり入ったりしやすくなります。Razerはこの機能をSnap Tap、WootingはSnappy Tappyと呼んでおり、Valveはこれを使用するプレイヤーに試合中の無効化を推奨しています。両社はValveの決定を受け入れ、Wootingは特にSOCD機能を無効にするよう呼びかけています。