暗号通貨マイニング大手のBitfarmsは、米国の競合企業Stronghold Digitalを約1億7500万ドルで買収する合併契約を結んだ。この取引には1億2500万ドルの株式価値と5000万ドルの負債が含まれている。Bitfarmsは、この買収によって、2024年6月時点で4.0 EH/sのハッシュレートと165 MWの電力容量を持つ重要な資産を獲得できると発表した。また、ペンシルベニア州に750エーカー以上の土地と2つの発電所を所有している。これにより、Bitfarmsはエネルギーポートフォリオを拡大し、2025年末までに950 MW以上の容量を持つことを目指している。合併は来年の第一四半期に完了する見込みで、Strongholdの株主は自社株1株に対してBitfarms株2.52株を受け取る。この合併の完了後、年間1000万ドルのコストシナジーが見込まれている。Bitfarmsは、同時に競合のRiot Platformsからの買収試みも受けており、これはBitfarmsの株式を18.9%に引き上げる結果となった。
