アメリカの暗号通貨ATMプロバイダーCoinFlipが、グローバル拡張計画の一環としてメキシコに進出しました。メキシコシティの主要なショッピングセンターやカフェなど20カ所にATMを設置し、メキシコはCoinFlipにとって8番目の国際市場となりました。CEOのベン・ワイスは、この進出を「次の論理的ステップ」と位置付け、メキシコ人にとって暗号通貨への「便利で安全なアクセス」を提供することを目指しています。CoinFlipは2022年にカナダ進出を果たし、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、イタリア、パナマ、ブラジルでもサービスを展開しています。また、同社のATMはビットコインを含む複数の暗号通貨に対応しており、2024年中にメキシコシティ以外の地域への展開も計画中です。現在メキシコには86台以上のビットコインATMが存在しており、特に首都に集中しています。一方、グローバルではATMの数が減少傾向にあり、詐欺や規制問題が影響しているとされています。