Appleは、macOS 15 Sequoiaの第7ベータ版を開発者向けにリリースしました。このソフトウェアは、前の第6ベータ版から1週間後の提供となります。登録された開発者は、システム設定のソフトウェアアップデートからベータ版に参加可能です。Apple Developerアカウントに関連付けられたApple IDが必要です。

macOS Sequoiaでは、iPhoneミラーリング機能が追加されており、MacからロックされたiPhoneを操作できます。これにより、iPhoneアプリの使用や通知の確認、ファイルのドラッグ&ドロップが可能になります。ウィンドウのタイルオプションも新たに追加され、ウィンドウを画面の端にドラッグするとタイル配置の提案が表示されます。

また、パスワード管理用のアプリや、ウェブサイトを要約するSafari機能、音声のリアルタイム転写及び数学方程式に対応したNotes機能なども含まれています。iOS 18に搭載されるApple Intelligenceの機能もmacOS Sequoiaに追加されますが、具体的な実装はベータテスト後半になる見込みです。

Apple Intelligenceには、アプリ内でのテキスト編集や要約を支援するWriting Toolsや、プロンプトからAI画像を作成できるImage Playgroundが含まれます。さらに、状況に応じたカスタム絵文字(Genmoji)の作成が可能で、Siriはアプリ内での操作が向上し、画面上のコンテンツに関するリクエストの理解が深まります。

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