アメリカのスポットビットコイン上場投資信託(ETF)は、8月28日に1億2705万ドルの純流出を記録しました。ARK 21SharesのARKBが主な流出の原因で、1億1997万ドルの流出がありました。これにより、8日間続いたプラスの流入が途切れました。この期間中、これらのファンドは7億5600万ドルを集めていました。グレースケールのGBTCも1832万ドルの流出を報告しています。
同日、残りの8つのファンドは流出入がありませんでしたが、全体の取引量は12億ドルに達しました。今年の1月以来、これらのファンドは合計で179億5000万ドルの純流入を記録しています。市場全体の動きとして、ナスダックはビットコインインデックスオプションの上場を申請しており、CMEグループは小型のビットコイン先物契約を導入する計画があります。
一方、イーサリアムのスポットETFも8月28日に345万ドルの流出があり、9日連続で流出が続いています。特にグレースケールのETHEが920万ドル流出し、合計で25億5000万ドルの流出に達しました。ただし、フィデリティのFETHとビットワイズのETHWだけはそれぞれ390万ドルと190万ドルの流入がありました。全体の取引量は1299万ドルに上昇しています。ビットコインとイーサリアムはいずれも価格が下落しています。