コンコルドというチームベースのシューティングゲームは、2023年8月23日にPS5とPC向けに発売されたが、初週のSteamでの同時接続プレイヤー数は700人未満で、ほとんど注目を集めることができなかった。この数字は、同日に発売されたインディーゲーム「ギャラクシーバーガー」の約4倍に相当する。販売本数の推測によれば、Steamでの売上は2万2000本程度と見積もられ、開発やマーケティングコストをまかなうには十分ではない。

コンコルドが人気を得ていない理由には、ゲームの新鮮さが不足していることや、キャラクターの魅力が薄いことが挙げられる。特に、40ドルという価格設定は、無料で遊べる競合ゲームに対して魅力を感じさせなかった可能性が高い。今後、プレイヤーベースを増やすためにPlayStation Plusに加わり、その後無料化される可能性がある。

一方、ソニーは他のタイトルで成功を収めており、「ヘルダイバーズ2」は2023年における米国での売上2位を記録した。販売戦略として、PS5とPC向けに同時発売したことが奏功したとされる。ソニーは今後もPC向けのポートを行う計画を持っており、「ゴッド・オブ・ウォー: ラグナロク」や「アンティル・ドーン」のリメイクも控えている。PS5の販売台数も好調で、PS5 Proの噂もあり、2024年はさらなる成長が期待されている。

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