ブロックチェーン決済企業Rippleは、XRP Ledgerのメインネットにスマートコントラクトを導入する計画を発表しました。これにより、プログラミング機能が強化され、開発者がカスタマイズされたアプリケーションを作成できるようになります。Rippleは、XRP Ledgerの機能を拡張し、より多くの開発者をエコシステムに引き付けることを目指しています。スマートコントラクトは、契約条件がコードとして書かれた自己実行型の契約であり、XRPL上での導入により、柔軟性が向上し、エスクローやNFT、信頼ラインなどの基本的なコンポーネントを利用した新しい分散型アプリケーションの開発が可能になります。開発者は、正式な修正プロセスや承認なしでスマートコントラクトを展開でき、セキュリティや効率性を確保するためのXLS標準が導入されます。また、Rippleは来年初めにXRPL EVMサイドチェーンを展開し、Ethereumのツールやプログラミング言語を使用できるようにする計画です。最近では、Rippleの米ドル連動のステーブルコイン「Ripple USD (RLUSD)」がXRP LedgerとEthereumメインネットでベータテストを開始し、XRPLの流動性をさらに高める可能性があります。