ボルボは2030年までに全ての車両を電動化すると発表してから3年が経過したが、その目標を修正し、今後の目標を90〜100%の電動化(完全電動車とプラグインハイブリッドを含む)に下方修正した。残りの0〜10%はマイルドハイブリッドになる。修正の理由は市場の変化や顧客の要求によるもので、同社は長期的な電動化には引き続きコミットしている。これまでに5つの完全電動モデルを発売しているが、EV充電インフラの展開が予想よりも遅れていることが影響しているという。加えて、中国製のEVに対する新たな関税も影響を及ぼしており、EX30の価格の上昇が予想されている。ボルボは2030年までのCO2排出削減目標も見直し、以前の75%から65〜75%に変更した。同社のCEOは、電動化への移行は直線的ではなく、顧客や市場の適応速度が異なることを認めている。

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