スターライナーは、9月6日の東部時間午後6時04分に国際宇宙ステーションから離脱し、地球への帰還を予定しています。天候が良ければ、9月7日午前0時03分にニューメキシコのホワイトサンズ宇宙港に着陸する見込みです。このミッションは無人自律飛行で、地上からのリモート操作も可能です。

最近、NASAは、最初の有人飛行でスターライナーに乗った宇宙飛行士ブッチ・ウィルモアとサニ・ウィリアムズが、スペースXのクルードラゴンで帰還することを発表しました。彼らは6月にISSに到着したものの、スターライナーのスラスターに問題が発生し、安全性を確認するためのテストが行われた結果、スペースXの船で帰る方が安全と判断されました。

NASAは、スターライナーの帰還をライブ配信し、離脱手続きの放送は午後5時45分、地球再突入、着陸の配信は午後10時50分から行います。また、着陸のライブストリームも9月7日午前0時から予定されています。

一方、スターライナーの代わりにISSに向かうスペースXのクルー9ミッションは、9月24日以降に打ち上げられる予定ですが、当初の予定から4人の宇宙飛行士ではなく、2人(NASAのニック・ヘッグ宇宙飛行士とロスコスモスのアレクサンドル・ゴルブノフ宇宙飛行士)での飛行となり、2025年2月の帰還時にウィルモアとウィリアムズのために座席を2つ空けることになっています。

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