ロンドンの男性、無登録で複数の暗号ATMを運営し FCAに起訴される

イギリスの金融行動監視機構（FCA）は、ロンドンのオルミデ・オスンコヤ氏を、必要な登録なしに複数の暗号ATMを不正に運営したとして起訴しました。この事件は、未登録の暗号活動に関するFCAの初の刑事訴追となります。FCAは、オスンコヤ氏が2021年12月から2023年9月までの間に、£2.6百万（約3.4百万ドル）の取引を処理した複数の暗号ATMを運営していたと指摘しています。オスンコヤ氏は、マネーロンダリング及びテロ資金供与防止規則に基づき起訴されており、2023年9月30日にウェストミンスター治安判事法院に出廷予定です。FCAは、現在イギリスでは合法的に運営されている暗号ATMはないとし、消費者に対して暗号の高リスクについて警告を発しています。また、最近、違法な暗号ATMの取り締まりを強化していることも伝えています。