スペインの大手銀行BBVAは、そのスイス法人を通じて、Circle社のUSDCステーブルコインを主要な顧客に提供開始しました。スイスの機関投資家およびプライベートバンキングの顧客は、従来の投資と同じプラットフォーム上でUSDCを管理できるようになり、USDCをユーロや米ドルなど他の通貨に交換・保管することが可能になりました。この機能の追加により、投資ファンドマネージャーなどの顧客の取引効率が向上することが期待されています。BBVAは、顧客の資産を保証するためのオプションを提供する必要があるとし、今後も顧客のニーズを分析し、提供サービスを拡大していく考えを示しました。ただし、全てのネットワークでUSDCをサポートしているかは不明です。この動きは、Rippleが所有するブロックチェーンインフラ提供者MetacoのHarmonizeプラットフォームへの2023年の移行に続いています。このプラットフォームにより、顧客は複数のブロックチェーンネットワークに接続し、取引を効率化できるようになります。また、BBVAのトルコ子会社であるGaranti BBVA Digital Assetsでもビットコインやイーサリアム、アバランチなどの他の暗号通貨の取引が可能です。

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