Appleが今日発表したiPhone 16モデルには、電源ボタンの下に位置する新しいカメラコントロールボタンが搭載されています。このボタンは、写真や動画の撮影時にさまざまな機能を実行でき、横向きと縦向きの両方のモードに対応しています。ボタンには力センサーとタッチセンサーが備わっており、異なるジェスチャーに対応します。

さまざまな機能の切り替えがカメラアプリを開かずに行えるよう、ソフトウェアのサポートも充実しています。サードパーティの開発者は、自分のアプリでこのカメラコントロールを利用でき、Snapchatなどのソーシャルメディアアプリでも機能します。

今年後半には、新しいビジュアルインテリジェンス機能とも連携できるようになります。ユーザーはカメラアプリを開いて物体に向けると、クリックして保持することでその物体の情報を得ることができます。たとえば、レストランに向ければ営業時間や評価が表示され、植物に向ければその植物の特定が可能です。日付のあるもの(チラシなど)を対象にすると、カレンダーアプリに日付が追加されます。

カメラコントロールは、Googleでアイテム検索やChatGPTを使って問題解決をするためのサードパーティツールへのアクセスとしても機能します。ボタンのダブルプレス速度や軽いプレスの感度を変更する設定も用意されています。

カメラコントロールはサファイアクリスタルで覆われ、滑らかな質感を持ち、ステンレススチールのトリムに囲まれています。また、iPhoneのフレームにわずかに埋め込まれ、力センサーはハプティックフィードバックを提供し、DSLRカメラのシャッターのような感触を実現しています。

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