米国の現物ビットコイン上場投資信託(ETF)は、ネット流入が大幅に増加し、現物イーサリアムETFも5日間の流出が終わり、ネット流入を記録しました。9月10日、12本のビットコインETFは1億1696万ドルの流入を記録し、前日比で4倍以上の増加となりました。これに対して、直前の8日間は流出が続き、総資産が18億ドル以上減少していました。FidelityのFBTCが63.2百万ドルの流入を見込み、2日連続で最多を記録しました。一方、イーサリアムETFも11.4百万ドルのネット流入を記録し、5日連続の流出から回復しました。とはいえ、これらのETFでの流入があったにもかかわらず、機関投資家のイーサリアム製品への関心は薄れている様子で、数社がETFの閉鎖や申請取り下げを行っています。