アメリカ証券取引委員会(SEC)は、分散型金融プラットフォーム「Rari Capital」とその共同創業者に対して、投資家を誤解させ、未登録のブローカーとして行動したとして告発しました。SECの発表によると、Rari Capitalは一時期、10億ドル以上の暗号資産を保有していた2つのブロックチェーンベースの投資プラットフォームを通じて未登録の証券を提供していたとされています。同社は「Earnプール」と「Fuseプール」という2種類の投資商品を提供し、投資家は暗号を預け入れてリターンを得ることができましたが、実際にはリスクが高く、手数料等を考慮しない高リターンの宣伝が行われていました。投資家は多くの損失を被り、Rari Capitalは規制当局の監視を受けることになりました。Rari Capitalとその創業者は、5年間の役員・取締役としての禁止を含む民事罰を受け入れ、和解しましたが、彼らは告発を認めてはいません。

error: Content is protected !!