Theta Labsは、ユーザーがスマートフォンのGPUパワーをその分散型ネットワークのノードとして提供し、TFUELトークンを獲得できる「EdgeCloud for Mobile」を発表しました。このプラットフォームは、全世界の約39億台のアクティブなAndroidデバイスのコンピューティングリソースを活用し、分散型クラウドコンピューティングネットワークを強化することを目指しています。Theta EdgeCloudはハイブリッドクラウドエッジコンピューティングプラットフォームで、30,000以上の分散ノードを利用してスケーラブルでコスト効果の高いGPUコンピューティングリソースを提供します。
スマートフォンの能力を活用することで、ネットワークの運営規模を根本的に変えることができると、Theta Labsの共同創設者兼CEOであるミッチ・リウは述べています。30,000台のAndroidデバイスが1日8時間GPUパワーを提供するだけで、240,000時間の計算作業を生成可能です。EdgeCloudモバイルアプリはGoogle Playストアで入手可能で、ユーザーはデバイスが充電中またはWiFi接続時にリソースを共有することができ、バッテリーの消耗とデータ使用を最小限に抑えつつネットワークに貢献し、受動的な収入を得ることができます。
また、アプリは2020年以降に製造されたAndroidスマートフォンやタブレットをサポートし、地域制限はありません。Theta EdgeCloudは、メディアや医療、バイオインフォマティクス、金融などの分野で先進的なAI研究にリソースを活用するために、すでにいくつかの学術機関と提携しています。最新のパートナーはソウル女子大学です。
