Epic Gamesは本日、GoogleとSamsungに対して訴訟を提起し、両社がGoogle Playストア以外からのアプリやゲームのダウンロードを妨げる反競争的行動を行っていると主張しています。問題の中心には、Samsungの「Auto Blocker」という機能があり、これはGalaxyデバイスが未承認のソースからアプリをインストールするのを防ぐために設計されています。この機能はデフォルトで有効になっており、未知のアプリやマルウェアからユーザーを守るとされていますが、サイドローディングを無効にしてしまいます。Epic Gamesは、この機能がアプリ配信における競争を妨げる「協調的な努力」であるとし、Auto BlockerがSamsungデバイスにおける唯一のアプリ入手手段としてGoogle Playストアを固定化していると主張しています。Epic GamesのCEOであるTim Sweeneyは、GoogleとSamsungがAuto Blockerの機能で共謀した証拠はまだないが、文書の開示プロセスで証拠を見つけたいと述べています。また、この訴訟はEpic Games自身の特権を求めるものではなく、全ての開発者のために行っていると主張しています。SamsungはAuto Blockerがセキュリティ機能であり、いつでも無効にできると反論し、訴訟を「根拠のない主張」と呼んでいます。