2023年10月3日、現物ビットコインの上場投資信託(ETF)は3日連続で資金流出が発生し、総流出額は3億612万ドルに達しました。この日のアメリカに上場する12の現物ビットコインETFは、5413万ドルのネット流出を記録し、ARK 21SharesのARKBファンドが5797万ドルの流出で先頭に立ちました。この週間の流出額は2億121万ドルに及びます。一方、FidelityのFBTCファンドも3721万ドルの流出を記録しましたが、BlackRockのIBITファンドは3596万ドルの流入を見せ、合計215億ドルに達しました。
トレーディングボリュームは前日から大きく減少し、やはり12のビットコインETF全体のトレーディングボリュームは11.3億ドルに落ち込みました。これらのファンドは創設以来、184.7億ドルの正味流入を集めています。一方、ビットコイン(BTC)は61,213ドルで取引されていました。
米国の現物イーサリアムETFでも、320万ドルの流出があり、特にGrayscaleのETHEファンドが1469万ドルの流出を記録しましたが、BlackRockのEthereum Trust ETHAが1208万ドルの正味流入をもたらし、一部損失を相殺しました。イーサリアムETF全体の取引量も急減し、当日は1億1566万ドルとなりました。これらのETFは7月の立ち上げ以来、総流出額が5億6105万ドルに達しています。イーサリアム(ETH)は2381ドルで取引されていました。