マイクロソフトは今週、MacおよびPCユーザー向けの新しいスタンドアロン版「Office 2024」を発表しました。Office 2024は、サブスクリプション型のMicrosoft 365に代わる一度きりの購入オプションを提供し、Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlookの更新版を含んでいます。これらのアプリは「時間に固定された」バージョンで、継続的な機能更新は行われません。Macユーザー向けには、Excelの高速化や、Outlookのカスタマイズ可能なスワイプジェスチャーが新機能として追加されています。また、PowerPointにはライブカメラフィードをスライドに埋め込む「cameo」機能やナレーションを録音する「recording studio」が導入されました。さらに、WordとPowerPointでは共同作業文書のコメントに対して「いいね」や反応を示す機能が追加されています。Office 2024はmacOS Ventura、macOS Sonoma、macOS Sequoiaと互換性があり、インストールとアクティベーションにはMicrosoftアカウントとインターネット接続が必要です。2つのエディションがあり、価格はOffice Home 2024が149.99ドル、Office Home & Business 2024は249.99ドルです。Office 2024は従来のライセンスモデルを好むMacユーザーにとって、馴染みのある代替手段を提供していますが、マイクロソフトは引き続き最新機能と定期的な更新を求めるユーザーにはMicrosoft 365を推奨しています。
