Appleは本日、iOS 18.1およびiPadOS 18.1の第七ベータ版を開発者に提供しました。これは、Apple Intelligence機能のテストを継続するためのもので、先週の第六ベータ版に続くものです。更新は設定アプリからダウンロード可能ですが、Apple Intelligence機能はiPhone 15 ProまたはiPhone 16が必要です。
Apple Intelligenceには、テキスト選択や編集ができる場所で利用可能なライティングツールが含まれ、スペルチェックや文法修正、新しいトーンへのリライト、テキストの要約などが行えます。また、Siriは新しいデザインになり、入力機能も追加されました。Siriはリクエストの文脈を維持でき、言葉に詰まった際にも対応します。
Safariでは記事の要約機能が追加され、「中断を減らすフォーカスモード」も搭載されています。メッセージやメールにはスマート返信機能があり、メールアプリは時間に敏感なメッセージを上部に表示します。写真にはテキスト説明に基づいてスライドショーを作成する「メモリームービー」機能があり、電話の録音、書き起こし、要約も可能です。録音した音声の転写と要約も利用できます。
現在のベータ版に利用可能なすべての機能についてはApple Intelligenceガイドに詳しい情報があります。なお、Image PlaygroundやGenmojiなどの新しいSiri機能はまだ実装されていません。さらに、今回の更新ではすべてのデバイスでの電話録音と転写機能が追加され、iPhone 15 Proモデルでは空間写真を撮影するオプションも加わりました。