レッドボックスの破綻からわずか3ヶ月しか経っていませんが、同社の赤いキオスクがセキュリティの悪夢になる可能性があります。Gizmodoによると、廃棄されたDVD/Blu-ray自販機のオーナーが、マシン内の暗号化されたファイルから顧客の個人情報を入手した事例が報告されています。このデータベースには、他の情報に加え、個人のメールアドレスや自宅の住所も含まれていました。プログラマーのFoone Turingは、ノースカロライナ州モーガントンで稼働していたレッドボックスのファイルを解読し、実在の顧客に関連付けました。取得した情報には、顧客の名前、郵便番号、使用履歴が含まれており、貸し出された作品の例として『ザ・ギバー』や『メイズ・ランナー』がありました。さらに、カード情報の一部も取得できたとのことです。レッドボックスの親会社であるChicken Soup for the Soulは、売却前にマシン内のデータを適切に消去しなかったようで、24,000台以上のキオスクが存在し、一部は人々に購入され持ち帰られています。このことから、Netflixの月額料金が相対的に安く感じられるようになっています。