昨日、欧州で販売される新しいiPad mini 7には充電器が同梱されていないことが明らかになりましたが、Appleが欧州全体で販売するエントリーレベルのiPadにも同様の適用がされることがわかりました。2022年の発売以来、Appleの最も手頃なiPadは欧州でUSB-C充電器が付属していましたが、新しいiPad miniの登場により、これまでその充電器が付属する唯一のデバイスとなっていました。また、今年初めに発表された最新のiPad ProおよびiPad Airモデルでも、欧州で購入する際には充電器が含まれていません。これらのデバイスにはUSB-Cケーブルのみが同梱されています。この変更はAppleのiPadラインアップを統一するもので、電子廃棄物に関するEUの新しい規制への対応と考えられています。イギリスでも同様にiPadおよびiPad miniの箱から充電器が取り除かれましたが、イギリス政府は電子機器の標準充電ポートとしてUSB-Cを義務づける可能性を検討するための相談を開始しています。加えて、Appleは多くの欧州諸国でiPadの価格を€30引き下げ、€409にしました。イギリスでは£20値下げされ、価格は£329から£349になりました。アメリカではエントリーレベルのiPadの価格に変更はありませんが、20WのUSB-C充電器が同梱されています。