旧称Google Chromecast(その後、Chromecast with Google TV)から改名されたGoogle TV Streamerは、Googleの初の本格的なセットトップボックスであり、Roku UltraやApple TV 4K、AmazonのFire TV Cubeといったデバイスと同じカテゴリに位置づけられます。4K仕様のみで提供され、Chromecastの在庫が完売するとこれが唯一のストリーミングデバイスとなります。インターフェースは、NetflixやDisney+などのストリーミングサービスからコンテンツを簡単に視聴できるようになっており、使いやすさが際立っています。
リモコンは前世代と似ていますが、ボリュームコントロールが改善され、スマートホームの制御パネルを呼び出せる星ボタンが追加されています。また、リモコンを見つけるためのボタンも搭載されています。音声認識も優れており、簡単にコンテンツを操作できます。
スマートホーム機能も充実しており、Google Homeアプリを使用した設定がシンプルで、初めて使用する際には関連するアプリやおすすめが簡単に表示されます。ただ、Wi-Fi 5のサポートは未来が不安で、Wi-Fi 6Eのサポートがない点は残念です。
全体的に、Google TV Streamerは使い勝手が良く、ストリーミング体験を統合するうえで優れたデバイスです。しかし、他社の製品に比べ高めの価格設定です。とはいえ、$100という価格に対しては、機能性と性能からして妥当と言えます。