マイケル・セイラー率いるソフトウェア企業MicroStrategyは、新たな株式販売と資金調達を通じてビットコインの購入戦略を続ける計画を発表しました。CEOのフォン・レが10月30日の決算報告で、2027年までに420億ドル相当のビットコインを購入する意向を示しました。MicroStrategyは、ソフトウェアビジネスからのキャッシュフローを支援するために、さらに証券を発行する計画で、「21/21」と名付けたこの戦略では、210億ドルを債務、210億ドルを株式から調達する予定です。ビットコイン価格の上昇がMicroStrategyとその株式価値を後押しし、さらに多くのビットコイン購入を可能にしています。同社は18億ドル以上のビットコインを保有しており、企業としてのビットコイン最大保有者です。セイラーはビットコインを財務準備資産として推進し、世界中の国や地域に普及させる考えを述べています。また、トランプ大統領候補もアメリカのビットコインを国家戦略備蓄に変える意向を示しています。ビットコインの価値は過去最高の73,000ドルを超えた後、70,000ドル前後で取引されています。セイラーは自らのビットコインを売却することはなく、死後もその資産を社会に還元するつもりだと語っています。
