DJIは新しい手頃な価格のFPVドローン用ヘッドセット「Goggles N3」を発表しました。229ドルで、前モデル「Goggles 3」に比べて快適性が向上し、眼鏡をかけたまま使用できる設計になっています。しかし、ディスプレイはOLEDからLCDにダウングレードされており、対応するドローンの種類も限定されています。Goggles 3の問題点であった不快なフィット感や重さは解消され、より軽量かつクッション性に優れたデザインになっています。また、より広い視野と1080pのディスプレイを備えていますが、画質は若干劣ります。Goggles N3は、最大60Mbpsのビットレートを持つDJIのO4伝送システムを利用し、バッテリー持続時間は約2.7時間です。スマートフォンへのライブフィード共有は可能ですが、Wi-Fi接続はできません。現時点では、対応するドローンはDJI NeoとAvata 2の2機種のみです。また、DJIのRC Motion 3およびFPV Remote Controller 3との互換性があり、カメラ制御のためのヘッドトラッキングや新機能の拡張現実カーソルも搭載されています。ヘッドセットは現在、229ドルで予約販売中で、前モデルより大幅に安価であり、品質も満足できる印象を与えています。

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